この青空に約束を 感想


私は、奈緒子→凛奈→沙衣里→宮穂→静→海己っていう順番でクリアしましたが、1stプレイでは1ヒロインの話の中で謎は残さず解決すると思っていたため、メインヒロイン単体の話としては、感動はしましたが、少しだけ拍子抜けしたのはありました。
と言っても、その後の「約束の日」関しては物凄い感動と涙をもらいました。これについては後ほど詳しく書きますが、ここまで感動したのはパルフェ以来だなって思います。
パルフェをやってからと言う物丸戸史明さまがシナリオを担当しているゲーム以外はほとんど出来なくなっちゃいましたけど(汗)


各キャラクターについて

■奈緒子
酷評になっちゃいますが、私的には奈緒子ルート(Act.3)はあまり好きになれなかったのが本音な所です。
奈緒子はルートはあまり好きになれなかったのですが、他のルートや日常でのつぐみ寮の仲間(家族)たちへの思いやり・やさしさなど、仲間(家族)たちへの接し方についてはかなりな好感を持ちました。
エピローグでのOPピアノVerが流れた瞬間我慢できず涙でちゃいましたけど^^;


■凛奈
スペシャル体験版をプレイして、私が一番やられちゃった(かわいいな)って思ったのが凛奈でした。
プレイして、第1章とのギャップがすごくあの笑顔にはやられちゃいましたね^^
学園祭でのピーターパンでの海己と話すシーンではパルフェのBGM使われるは、挿入歌流れたりしてシーンを見ながら泣いちゃったのを今でも思い出しちゃいます。
エピローグの最後のCGは凛奈が世界記録を出して優勝して、表彰式を体調不良とかで誤魔化して航と一緒に島に戻ってきたのか、大会次の日の同窓会ではなく別な日に行われた同窓会なのか疑問が残っちゃいましたがあの笑顔は最後の最後でやられちゃいましたねー。


■沙衣里せんせー
正直言って、プレイする前は見た目だけだと、静の次にあまり興味のないキャラでしたが、プレイした後はダメダメせんせーだけど決める所は決めるさえちゃんせんせいが一番気に入っちゃいました。
航の処分についての職員会議でのあのシーンは感動しましたね。最後の会長の仲間思いにはやられちゃいましたけど^^;
こんな先生がいる学校に通いたいー。無理なら一緒にお酒飲んで愚痴こぼしたいー。


■宮穂
滝村さんの台詞で感動しちゃいましたー滝村さんに認められたっていうのが宮穂ルートの中では一番心に残っています。(ヒロインじゃないじゃんっていうのは無しな方向で)
宮穂も奈緒子と同じであまりルートでの好感は少なかったですが、他のキャラのルートでの日常での姿で感動しちゃったり色々楽しませてもらいました。
二人の夏休みが永久に続くことを・・・


■静
こんな子どもほしいー。絶対私も寮のみんなと同じで甘やかして親バカになっちゃうと思いますー(笑)
篭城した時の最後の寮生みんなで静に声かけていくシーンでは物凄い泣いちゃいました。
その後のみんなしての補習は和んじゃいましたけど、その後のエピローグでの静の変わりようは、雅文・紀子・隆史さんと一緒で驚きの声を上げると思います。


■海己
他のキャラのルート等を通して何かあるなと思っていましたがまさかあんな事情があるとは思ってなかったです。
つぐみ寮のみんなに二人の関係を認めてもらう為のあのシーンや、寮を守るために海己が頑張って学園祭でみんなに演説するシーンが心に残っています。
学園祭後の1回目の結婚記念日や、エピローグでの結婚は二人が幸せになって本当によかったなって思います。


■約束の日
凛奈ルートで再会の誓いの歌の歌詞を作ると言って、結局何もなかっただけに何でないのーって気持ちでしたが、ようやく聴けてうれしかったですが、まさかコーラスで歌い、泣きながら歌われるとは思いもしませんでした。
この時のさえちゃんやみんなの言葉一つ一つに感動し、ボロ泣きしちゃいました。

ネットを見てみると、コーラスの泣くタイミングはスタッフの指示で最初に奈緒子、その後さえちゃんせんせーが泣くことを演じたそうです。
最後の方の線画でのヒロイン達のあの姿は何度見ても泣いちゃって、他のシナリオは見ない比はあってもこのシナリオだけは毎日見ちゃうくらいやって泣いちゃってます。

以下、ちょっと情報元を明かせないですが、このシナリオについての情報です。(これのみ反転してご覧ください)

丸戸史明さまが「約束の日」を思いつき、そこからシナリオを構築していったそうです。
こんなベタベタな話は一発ネタでしか通用しないかなと思いあのような構成になったたそうです。
だからこそ「この青空に約束を―」では、一番の仕掛け(約束の日)を、 全員のシナリオが終わった後に持ってくることにしました。
これなら、全キャラクターの話として作品のクライマックスを書けますから。


(ここまで)

この話を聞いて、なんであんな風な仕方にしたかっていうのが物凄くわかりました。このシナリオが毎回各キャラクターのエピローグ前にあったら構成的に変になっちゃうのかなって思っちゃいました。

このシナリオ単体では減点はないのですが、このシナリオの前につぐみ寮のみんなで「さよならのかわりに」の作詞をしている風景のシナリオがあれば完璧だったなって思いました。


■茜
まさかあんな裏設定があるとは!って感じですね。
これをやった後思ったのですが、茜が転校初日に、航が初対面だって言って茜は「だよね だよね」って言ってましたがもしかしたらあの時にすでに気づいてたのかもしれないですね。そうでなきゃ転校して3日目で早口勝負を航にだけしか挑んでないのも少しだけ不思議に思っちゃいました。
エピローグの同窓会は実際に7人のお嫁さんと航が集まったシーン実際に見てみたいないなって思います。



■総評
このゲームをやってさらに丸戸史明さまのシナリオ以外のゲームがほとんどできなくなったっていう率が強くなっちゃいました。
システムに関しては文句無しで、パルフェよりさらに進化したシステムには他のゲーム会社も採用してって言いたいですね。イベントモードがあるお陰で、お気に入りのシーンをあまり保存しておかなくていいっていう点は物凄くうれしかったですね。
私は恥ずかしくてHシーン飛ばしちゃうタイプなので早くコンシュマー化なればいいなって思います(気が早いですが)
この後のみんなとかも見てみたいので戯画ではあまり出してないそうですが、FD希望ですー。
特に10年以上経った後、航が隆史さんに茜をくださいっていうようなシーンはすごいことなりそうなので怖いもの見たさで見てみたいですね(笑)

最後に、島に暮らしたいー!つぐみ寮で暮らしたいー!

簡単ではありますが、総評を終わりたいと思います。


2006年4月11日

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