エーデルワイス レビュー


12月15日にOVERDRIVEから発売された「エーデルワイス」を昨日(12月16日)で全キャラクタークリアしましたのでレビュー書きたいと思いますが、言葉はなるべく濁してますが物語の性質上どうしてもある程度のネタバレ書いてますのでご注意ください。

ちなみに、攻略方法はなるべく狙いたいキャラを選択肢で選ぶようにして、もし狙ってるキャラが選択肢にない場合は他のキャラ選んで大丈夫です。それを続ければ気がついたらキャラルート入ります。(ただし、一部ヒロインだけはある選択肢間違えば楽しいBADEND目指せます)







以下ネタバレ有りレビュー

















■シナリオ

公式ストーリーだけ見ると普通の学園物?って思う人が多いとは思いますが、学校が錬金術の学校って事や物語のあの展開だけはまったくの予想外でした・・・
物語で錬金術が出てくるって事で某漫画を連想する人いるかもしれないですが、あの漫画で出てきた単語はそれなりにエーデルワイスで出てきます。

クリア順は遥花→みずき→蘭シナリオいこうとしてたら選択肢ミスってBADEND→蘭→なつめ→芽衣の順番でしたが、BADENDを除く逆の順番or蘭を最初に持っていって遥花とみずきを最後の方にもっていけばよかったと思いました><

今回のゲームタイトル「エーデルワイス」の花言葉を遥花エンディング見た後調べてみたら

「尊い思い出」「大切な思い出」「勇気」「忍耐」

と書かれていてそれを見たあと、この4つのキーワードがこの物語のテーマじゃないのかな?って思っちゃうくらいピッタリでした。


遥花シナリオについて

キャラ紹介などで一番上や画像で真ん中で紹介されるなどヒロインの中で優遇されていましたが、ここまで重い話だとは思いませんでしたし、最後の方のパンチュー先輩があの場所に居なかったら物語が最悪な形であそこで終わってましたが、その後の仲間の頑張ってる姿を見せて主人公が立ち直り最後のエピローグまでの流れには感動し何度も泣かされました><
特に最後のエピローグで元気な姿見れて私は安心しました。

でも、この遥花シナリオはスタッフロール(ED曲)流れる直前のあの方法は私は有りだと思いますが、5つのシナリオの中で「一番禁忌」なだけに人によっては否定的に見る人もいるかと思いますね。


みずきシナリオについて
最初から進めて2つ目と3つ目の選択肢でみずきを選べるのがあるのですが、この二つが同じ内容で主人公がみずきに謝ってるのはあれ?(しつこい感じしますし)って思っちゃったのが難点でしたが、3番目はイベントCG有りの内容で綺麗ーって思っちゃいました。

みずきシナリオはネガティブに考えるとあの時、天気が○○だったら、あそこに○○がなければ違った結末なってたんじゃないかってなっちゃいますが(この事に関するイベントは起こってほしくなかったですし)、その時の「思い出」があったからこそその事で「主人公が耐え続け」、「二人が勇気を出した」からこそ、物語があそこまでいけましたから!

みずきシナリオはED流れたらそこで物語が終わっちゃいますが、この後の二人は「仲間と一緒に悩み苦しむと思いますが」いつかきっと絶対○○が成功して二人が本当の意味での幸せになると信じてます。

P.S.
みずきエンドを2番目に見てその後フルコンした後にもう一度見直したら一部数行ですが、なつめの台詞が微妙に変わってました。


蘭シナリオについて
忍耐力」と「勇気」が良く出たシナリオでしたが、蘭シナリオだけは最初蘭の個別シナリオに入る時の絶対条件の一つを選択肢ミスってBADENDにいっちゃったのがあり、攻略度はこのゲームの中で一番難しかったです。(ただ1個ミスっただけですが・・・)

ギャグ要素が強く上二つと比べるとシリアス要素は弱いので評価はちょっと私的に低めです。最初に書いた2つのキーワードが大体ストーリーを表してるのでネタバレ抑えるためにもここでとめておきます。


なつめシナリオについて
初プレイ時からずっと気になってた伏線のひとつがこのシナリオで解決されたシナリオでした。(主人公って記憶障害?とか思っちゃいましたし)
なつめとの最初の出会いがあんなじゃ無ければ学園相当凄い事なってたなーって今更ながら実感してます。

なつめパパのあの壊れ方は子を思う親なら仕方ないとは思いますが、○○○を持ってるのはまず過ぎです。(所持免許ないはずですし)

さくらや他の女の子と主人公が話してる時のなつめのヤキモチは可愛かったですし、最後のあの笑顔はやられました。

あの時あった色んな大切な思い出」や「色んな人の勇気」を感じたシナリオ。


芽衣シナリオについて
他4つシナリオの中でも多少単語は出てきましたが特に物語には深く関わってこなかった事だったので残り1つのシナリオって事で深く関わってくるかなって思ったら、予想通り芽衣シナリオの中でその事が深く出てきました。

主人公の忍耐力が功をそうし」、「色んな思い出を重ねあの時のたくさんの思い出があったからこそ奇跡が起こった」話でした。
このEDでの主人公の年齢って20代後半〜30代なのありますが、このED後の話もちょっと見てみたかったです。


その他シナリオについて
グリーングリーン同様男性・女性が同等に描かれていてあのノリについていけたからこそ私は楽しめましたが、やっぱりキャラが物凄い濃いので人を選ぶゲームなので万人にお勧め出来ないのが難点ですね><
狙ったわけじゃなくたまたまいけた「BAD END」にも短いですがストーリー出ましたが、主人公が完全に壊れて男子校で起きそうな事がおきたりしましたが、オチもちゃんとあり流石パンチュー先輩って感じでした。


■グラフィック
一部キャラが濃いキャラがいますが想定内ですしグリーングリーンから更にヒロイン達は可愛くなった感じしますね。
CGでは物語の舞台「詠伝島」の夕焼けのCGがお気に入りで今メッセのアイコンの画像これにしてます。

■ボイス
全キャラ違和感無くいい感じでしたが、出演声優名が一切公表されてない(EDでも名前出ませんでした)のが気になるところです。

P.S.
唯一確証もてるのは、「凛役が一色ヒカルさん」だけでした><(八神先生もどこかで聴いた記憶があるような気がしますが名前出てきません)

■BGM・ボーカル曲について
BGMは曲名公表されてないのでサントラ補完待ちですが、アレンジVer,のパッフェルベルのカノンが流れたのは驚きもありましたがうれしかったです。

ボーカル曲は、OP1曲とEDはヒロイン+BAD(BADのみ男性ボーカル)全てに固定で1曲ずつ用意されており、どの曲も良く何度も聴いてますが、ソフマップ特典のライブDVDと本編EDで流れた音源を比べるとどうしても私はライブDVDの方が好きでした。(そのせいか今レビュー書きながら何度もリピート再生しまくりです)

ゲーム終了後に歌詞を読むと、本編のリンクしてる部分がありそこを共感し涙したりする私です(汗)

12月に発売前に行われたライブの映像も販売orゲームの特典に付くんでしたら確実に買うと思います。


■システムについて
システムは重くなくそれなりに使いやすいです。(こんにゃくシステムと比べると劣りますが)
セーブデータは50個まで作りますが私は全て埋まる前にフルコンとなりました。(セーブ画面でいらないデータを削除したりできます)

クリア後の映像特典が2つあったのですが、1つは確かに楽しめたのですが、もうひとつはソフマップ特典ライブDVD持ってる人はまったくいらないものでした(ライブDVDと比べると全画面表示で見た場合画質悪いので)のがちょっと残念でした><

■最後に
体験版プレイして面白かったのとソフマップ特典にひかれたので購入するのは決めましたが、やっぱりメーカーの処女作ゲーム(処女作ゲーム買うのって約3年近く振りなので)って事で多少の不安はありましたが、多少の減点ありますが体験版以降のストーリーも期待通り(それ以上かも)の内容で引き込まれ、全エンディングを見るのに2日(プレイ時間(時間で換算すると1日いってないですが)かからなかったのも証拠ですしボーカル曲も好きな歌い手さんが参加され曲もかなり良かったので、これからもOVERDRIVEから発売される作品を楽しみにしていこうと思います。

特に12月の発売前はライブは早く見たいです!!

2006年12月18日 管理人:桜

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